わかりやすかった!との笑顔を引き出す研修講師⭐︎梅沢佳裕のブログ

東京都を起点に全国でセミナー研修の講師をしています。学生時代はおとなしい性格で、人前では赤面していましたが、不思議な人生のめぐりあわせで、現在は人前で伝えることを生業とするほか、著書などの執筆・出版も時々しています。 皆さま、よろしくお願い致します。

介護施設で「不適切ケアとスピーチロックへの対策研修」を対面研修で実施

介護施設で研修を行いました

令和6年4月の介護報酬改定に伴う、身体拘束廃止未実施減算、さらに高齢者虐待防止措置未実施等の厳格化により、どちらの介護施設でも指針に沿っての職員への研修の徹底など、余念がないことと思います。

 

そのような中で・・・

東京都町田市の第二清風園様より研修講師としてお招き頂きました。この研修は、東京都登録講師派遣事業の一環として行われたものです。

 

介護施設では、感染症対策でマスクを着用しての研修です

 

研修タイトル:不適切ケアとスピーチロックへの対策

12月20(金)18:00-19:30

 

研修内容では、「スピーチロックとは何か?」、「スピーチロックが起きてしまう要因」など、スタッフの皆さまにも身近な経験やこれまで見聞きしてきた情報を振り返ってもらいながら、双方向での意見交換が行われました。

 

全国の介護職が、知らずしらずのうちについ発してしまう「言葉による抑制」、「言葉による拘束」、それがスピーチロックです。

 

私がこの研修を進めるうえで、大事にしていることは、「スピーチロックはダメですから止めましょう!」と杓子定規に介護現場に丸投げしないことです。

 

介護職の多くは、「こんな言い方したら、良くないよなぁ」とちゃんと気づいてはいるはずです。でも介護現場では、全廃することがなかなか難しい・・・。

 

そこには、スピーチロックが発生してしまう要因があるからです・・・。

勤務後のご参加のスタッフ様も、皆さん真剣なまなざしでした!

 

今回の研修でもスタッフ同士での意見交換や質問などもあり、90分という限られた時間でしたが、様々な視点から考える動機付けとなり、参加された皆さまも有意義に研修がすすめられたのではないかと感じました。

 

ありがとうございました♪

 

もうじきクリスマス会とのことで、可愛い装飾でいっぱいでした♪



なぜ研修講師になったのですか?

●もっと将来を考えた学生時代を過ごせば…と後悔

私は、子供の頃は引っ込み思案を絵にかいたようなおとなしい性格でした。中学・高校時代は、今振りかえると「もっとシャキッとしろ!」と自分に言いたくなるほどです。

大学時代は、アルバイトをしたり、サークル活動に没頭したり、当時流行っていたファミコンファミスタ野球)を友達の部屋に入りびたりでやっていたり…。将来何がしたいのか、どんな職に就きたいのか、全く分からないまま過ごしていたのを思い出します。

結局、私はダンロップというタイヤ販売店の営業職に就き、ガソリンスタンドや自動車部品店などのルート営業をしていました。なぜその仕事かというと・・・私は無類の車好きだったからです。

 

●いま振り返ると、奇跡としか思えない出来事
そして二つ目の福祉用具販売会社での営業職に再就職し、「営業が自分に本当に向いているのかなぁ」などと思いふけることも増えてきた時にある出来事が起きました。

ベッド柵を配達するために立ち寄った介護福祉士養成専門学校で、配達伝票にサインをもらいに職員室へ入っていくと、中から出てきた事務長先生に、「あなたね、、、配達している場合じゃないですよ、もっとあなたにしかできない役割があると思いますよ」と肩を叩かれました。

私は人前では緊張して声は震えるは、手汗はかくはでしたので、本当に専門学校の教員が務まるのか、全く自信がありませんでした。

しかし、この出来事が、
私のターニングポイントとなったのです!

●この続きは、次回に・・・